特別支援に関する社会的課題を探求するチームがグランブーケ内で結成されました。当たり前と思って通り過ぎてしまうことや、当たり前とおもって我慢していることなど、特別支援に関する仕組みのなかで気づいた支援ニーズを「見える化」していくことを通じてチームで色々と考えていきたいと思います。
活動の1つめは、運動会のピストルの破裂音に不安を感じる、聴覚に過敏性を持つお子さんたちの存在についてです。これまでの経過は以下のとおりです。
①会に運動会のピストルの音で困っているお子さんについての情報が寄せられました
②会の中で、運動会のピストルに困っているお子さんがどのくらいいるかについてアンケートを実施
③現在進行形で困っている方2名、過去に困っている方3名がいらっしゃいました(支援ニーズの確認)
④北区議会議員のこまざき美紀さんに相談し、以下の2つのアプローチについて助言をいただきました(支援ニーズの見える化)
1.運動会のピストルで困っているお子さんが実際に学校から対応してもらえた実例を全国から集める。
2.北区内に、実際に運動会のピストルに関する支援ニーズがあることを明らかにする。
1については3つの学校の事例(荒川区、さいたま市、横浜市の小学校)が見つかりました。いずれも、運動会の火薬ピストルが電子ピストルになったり笛になったりしたということを当該ご家庭からの情報や伝聞で情報として入ってきたものです。全校的な対応なのか該当学年だけの対応なのかなど、事例ごとにこまざきさん美紀さんが学校に事実確認をしてくださっているところです。2については、今現在も情報収集中です。アンケートを口コミで広く配布させていただいています。こちらのQRコードから回答することができますので、該当する方はぜひ情報をお寄せください。
アンケートの配布、回答や、実例の情報など、沢山の方にご協力いただいておりましたので、今までの経過報告をさせていただきました。
グランブーケ 渡辺 香織