代表 / 臨床心理士 渡辺 香織
2018年2月にグラン・ブーケを立ち上げました。普段は発達支援センターや精神科クリニックで心理士として働きながら、グラン・ブーケの活動を仲間たちと続けています。年を追うごとに会員が増えて2022年に入ったあたりで130名を超え、運営の仲間は7人となりました。
グラン・ブーケの主たる活動は、“交流会”。お子さんのちょっと気になることから、現在進行形の悩みごとまで、会員さん同士で受け止め合い、紡ぎだす労いや共感の気持ちが場に浸透したとき、私たちの心がじんと温くなるのを感じます。お子さんの年齢が違っても、障害の方向性が違っても、発達でこぼこキッズを育てているっていうことや、子どもの健やかな成長を祈っているっていうことや、子どもが苦しい思いをしてほしくないっていうことなど、親として想うこと、親として願うことなど根っこで一緒なことは多いです。
グラン・ブーケなら自分の気持ちをそっと置いていける、先輩ママからアドバイスをもらえる、支援の手厚い幼稚園情報が得られる等々、参加者のみなさんそれぞれにとっての良い居場所となれたらいいなと思います。
副代表 / 保育士 林 珠江
子供が小さい頃は本当に手がかかり、がむしゃらに子育てをしてきましたが、そんな息子も早いもので中学生。相変わらず個性が強く課題も多々ありますが、気付けば少しずつ手が離れ、私自身の心や時間に余裕が出てきました。
私は現在、保育士をしています。独身時代は音楽活動をしたり販売の仕事をして過ごしてきましたが、特別な子育てをする中で様々な人達に支えてもらい、今度は支える側になりたいと去年国家資格を取得し、保育士になりました。
強すぎる個性がある子供の育児は一筋縄ではいかないし、孤独を感じやすいですよね。親の会という場で「実はこんなにお仲間がいるんだ！」と実感することが最大の孤独を回避する方法なのでは？！と思います。私はこのグラン・ブーケで、かけがえのない仲間と出会い、子育ての悩みを共感し合ったりは勿論のこと、たわいもない会話をして楽しい時間を過ごし、心の支えにもなっています。
皆さんにとってもグラン・ブーケがそんな場所になってくれたらいいな、と願っています。
その他に5人のメンバーと一緒に運営しています。
