9月30日にオンラインおしゃべり会を開催しました。北区議会議員のこまざき美紀さんも最後までオブザーバーでご参加いただき、先日の運動会のピストルに関する調査の振り返りもさせていただきました。
当日運営はわたし一人だったので、Max10人ほとの異年齢の1グループでお話しました。その分、出てくる話題もとっても様々でしたね。出てきたトピックをいくつかあげておきますね。
◎学校で爆発することはないけど、家ではイライラや癇癪。生まれたばかりの下の小さな子どもの面倒もある。どうしたらいい?
◎幼稚園にいくときに不安が高まるようで、行かせる朝のやりとりが大変。どうフォローしたらいい?
◎幼稚園と療育併用。幼稚園の日数を増やしたいけど、幼稚園は渋い顔。どうしたらいい?
お子さんがある程度大きくなられた保護者さんは、「あった、あった・・」と懐かしくなるようなトピックも多いのではないでしょうか。数年前に似たことを会でお話してたなと記憶にある会員さんに、「◎◎さん、どうですか?」とお声がけすると、「わたしも、そういえば・・・」。しっかりキャッチしてくださる感じ、内心「ありがとーーーーーー!!」でした。異年齢グループだとこういう流れが作れるのはメリットですよね。ただ、大きいお子さんの保護者が話す側で小さなお子さんの保護者さんが聞く側というようになってしまいがちなので、小さな保護者さんにできるだけお声がけをしていくように気を付けたかったですが、会終了後のアンケートでは「もっと話したかった」に〇をつけた会員さんもいらっしゃったのが、本当にわたしの力不足でありました。申し訳なかったです。
また、おしゃべり会で長くトピックとしてとどまったものをご紹介します。
◎所属の学級からの転籍について
でした。今回のおしゃべり会で出たものは、転籍のなかでも「固定情緒級」への転籍の話題でした。
ー受け入れ基準が見えにくい。公表され文書化されている受け入れ基準よりも、実際に受け入れたい児童の像はもっと狭い基準なのではないか。
ー送り出す側(学校)と受け入れる側(学校、就学相談)でのやりとりがスムーズにいかない
といったことが挙がりました。固定情緒級については、会員さんのなかでも高い関心を寄せていらっしゃる方が多くおられるのに対して、まだまだ「ベールに包まれている」ような情報量しか入ってこないので、今後も注目していきたいと思います。
また、転籍において、たとえば支援級→通常級など、転籍後に学習水準がアップするパターンの場合を見据えたとき、学習のフォローはどうしていったらいいのかということも話題に挙がりました。支援級の先生に「ここを厚めに」と個別にお願いして受け入れてもらったという経験談が聞かれました。現在支援級在籍の場合は、高校進学の選択肢まで見据えて長期的に道筋を考えること、その上で、学習面でのテコ入れがどの程度必要か、学校にどこまでゆだね、家庭でどこまでサポートするかが大事というお話がご経験談として聞かれました。
終了後のアンケートをご紹介します。
★個人では変わらないと思っていた世の中の仕組みでも、届くとこに届けば何とかしようと思ってくれる人もいるんだなと実感しました。
★皆さんそれぞれの悩みは違うけれど、仲間がいると思える貴重な時間でした。
★初めて参加した頃は、幼稚園の問題をどうするかということで頭が一杯でしたが、今回は幅広い年齢層(子供の)の方の話を聞いて、ずーっとサポートが必要で(理不尽ですね)、どういう段階でどういう課題が出てきそうなのか、どういう情報収集をしていけばよいのか見通せたのはとても良かった。
★学校や幼稚園への交渉の仕方、お子さんへの声かけなど、参考になりました。発達のことについて、身近に相談できる方がいなかったので(クラスメイトの親に相談するのは躊躇われる)、皆さんと話せて嬉しかったです。 ありがとうございました。
★(未就学児を持つ自分としては)将来的に課題となりそうな就学問題や学習スピードについて話が聞けてためになりました。
★今日は就学後の話などお聞きしたかったのでとても参考になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
グラン・ブーケ 渡辺 香織